登録販売者初心者🔰さんのお手伝いー抗酸化作用ー

美容と健康

私たちは、生きている間、呼吸をして酸素を取り込んでいます。
食事から摂った栄養を体内でエネルギーに変えるときに酸素を必要とします。そのエネルギー代謝の過程で、『活性酸素』が代謝物として産生されます(物質の酸化が起こる)。
また、他にも
・ストレス
・たばこ(受動喫煙を含む)
・調理してから時間の経った揚げ物(特に高温調理したもの)
なども活性酸素を増やす原因になります。

『活性酸素』と聞くと、悪者のイメージですが、コレステロールと同じで、実は重要な役割も持っているんですよ(*^-^*)

・ストレスや紫外線などの刺激から身体を守る
・体内に侵入してきた細菌をやっつけるなどの免疫機能や、感染防御

ですが、これもまた増えすぎると、身体に悪い影響を与えることになるんです。

・細胞を見境なく攻撃してしまう
・体がサビて(酸化が進んで)老化が進む(シミやしわ、たるみ、動脈硬化など)
・免疫機能の低下

体内では、常に抗酸化作用の物質(酵素)が活性酸素を制御してくれているのですが、それを上回る活性酸素が作られた場合、体内の抗酸化物質だけでは処理能力を超えてしまいます。

それを助けてくれるのが抗酸化作用のある食物です。活性酸素を捕まえて、身体が酸化させられる前に自らが酸化されることで、酸化を防ぎます。自らが犠牲になって私たちの身体を守ってくれているのですよ…なんていい話なんでしょうねぇ…うるるるる(ノД`)・゜・。

抗酸化作用があるとされる食物(代表的なもの)

ビタミンC(ピーマン、ジャガイモ、キウイフルーツなど)
ビタミンE(ヒマワリ油、紅花油、アーモンドなどナッツ類)
ポリフェノール(カカオ、赤ワイン、大豆イソフラボン、ブルーベリーのアントシアニン、緑茶など)
β‐グルカン(キノコ類に含まれる)
フコイダン(モズク、昆布など海藻類のヌメヌメ成分)
スルフォラファン(ブロッコリースプラウト)
カロテノイド(アスタキサンチン(エビ、カニなど甲殻類)、β‐カロテン、リコピン(トマト)など)

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